ペトロパブロフスク・カムチャツキー市内で「和室」という日本文化センターがオープンした

13.07.2021 09:20:50 (GMT+12)

 ペトロパブロフスク・カムチャツキー市内で「和室」という日本文化センターがオープンした
同センター用の施設を整備した際に大きく貢献したのはカムチャツカ地方議会のアナトーリー・キルノーセンコとウワジーミル・アゲーエフ議員だ。

「和室」センターはカムチャツカ地方の日本語の通訳・教師協会の主催で開設された。同協会は上述の2人議員と長年にわたった友好・協力関係を結んでいる。例え、今年の2月、アナトーリー・キルノーセンコ議員の協力の下で、ペトロパブロフスク・カムチャツキー市内の第2号の幼稚園で無償の日本語の講座が設けられた。

「和室」センターの職員に対してお祝いの言葉を述べたアナトーリー・キルノーセンコ議員は「センターの開設はカムチャツカにとって重要なエベントである。カムチャツカに来る日本を含めた外国人の観光客が年々増えているため、このセンターは間違いなく、日本の古い文化を勉強したい人間を巻きつける場所となる一方、観光客にとって面白い見学の場所ともとなるだろう」と強調した。

センターの開設にあたて挨拶をしたウワジーミル・アゲーエフ議員も「最近、カムチャツカ地方議会で在ウラジオストック日本総領事との会合が行われ、文化交流の拡大と日本文化センターの開設が話題となった」と述べた。

「和室」センターのアレクサンドル・アガフォーノフ所長は「ウラジーミル・アゲーエフ氏のお陰でカムチャツカ工科大学のセルグェイ・レフコ学長と共同の理解を達することができ、新しい施設を提供されるようになった」と感謝の意を表して、カムチャツカの観光客も一般の住民も日本文化センターに自由に入れるようになることを付け加えた。

「我々は日本の雰囲気と精神を満ちた、誰でも書道、折り紙、活花、日本語を勉強できる施設を作った。居ごこちのいい、明るい部屋は竹の畳、着物、センス、びょうぶ、カーテンなど和式で飾られている。日本の文化と伝統を通じて日本語を勉強する気持ちも生じるだろう」とアレクサンドル・アガフォーノフ氏は述べた。